日本&欧米の指輪のサイズ規格
指輪のサイズの規格は、直径を基準とする国、内周を基準とする国、インチを使う国、メートルを使う国と世界中バラバラのため、国際標準化機構(ISO)がISO-8653として内周を基準にミリメートルで定義づけるように統一化を進めているが、ISO自身、自身の定めた規格の内容を販売するなど商売色も強く、またメーカーの反発もあり普及が進んでいない。
日本でもISO-8653に準拠したJIS規格(JIS-S4700)が1998年に制定され、2002年より普及が始まっているが全く普及していない。
また、旧来のサイズ規格と新規格とで混乱を防ぐため、旧来の日本サイズ規格をJCS(Japan Custom Size)と呼ぶことがある。
日本の旧来の規格では、指輪の直径を基準とし13.0mmから1/3mm刻みとしていたが、新規格では指輪の円周(内周)を基準とし、41.0mmから1mm刻みとなる。
※新規格は普及していないので、国内での指輪の買物に利用する場合は旧来の規格(JCSサイズ)で測ること
ヨーロッパでも以前はフランス、スイス、イギリスなどそれぞれの国で基準が異なっていたが、現在一部の国を除くヨーロッパでは、ISO規格の数値から40を引いたヨーロッパサイズを採用しており、イギリスでも元々British
Standard 1283:1945(直径を1/64インチ刻み)を採用していたが、ISO規格に準拠して1987年にBritish Standard
6820を採用、基準値である内周37.5mmをCと読み替え、1サイズ(1.25mm)刻みでアルファベットの読み上げで表記している。
英国サイズは、1/2サイズごとの設定を設けているメーカーもある
またこの英国式表記は、アイルランドやニュージーランド、オーストラリア、南アフリカなどでも用いられている
アメリカでは、指輪のサイズが複数ある(これといった基準がない)ため、全くあてにならない
1つは国際インチとはわずかに違うUSインチを元に1号アップするごとに内周1/10USインチ大きくなり、1/4サイズ刻みとなる
もう1つは2号は例外で2.5号は存在せず3号から13.5号までは0.32x+0.458を直径(USインチ)として計算し、0.5号刻み
さらに別の表記では、2号は例外で0.0326x+0.455または0.0324x+0.4525を直径(USインチ)として計算し、0.5号刻み
※国際インチが25.4mmに対し、USインチが約25.4000508001mmと大差ないため、指輪程度ではインチの違いを無視しても問題ない
※2つ目と3つ目の計算方法では号数をxに代入して計算してください
※下の表では参考として1/10インチ刻みでサイズ読みする場合を掲載しています
日本ではサイズを番や号で呼ぶが、社団法人日本ジュエリー協会では、「JISサイズは『○号』、JCSサイズは『○番』と呼ぶことが間違いをおこしにくい」と、「号」と「番」との意図的な使い分けを推奨しているが、かえって混同を招くとの懸念からこちらも全く普及が進まず、旧来の日本サイズ(JCSサイズ)に「号」を付けて呼ぶことが今なお一般的である
当サイトでも旧来の日本サイズ(JCOサイズ)に「号」を付けて呼んでいる