アイルランドの指輪《クラダリング》とは

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クラダリングの郷アイルランドのイメージ

〜名前の由来〜

アイルランドでは愛と幸せの指輪として絶対的な認知度を誇るクラダリング
クラダリングの名前の由来は、アイルランド西部の港町「ゴールウェイ」の西にある人口3000人ほどの小さな漁村クラダ村(現在はゴールウェイ市に併合)からきています。
これは特にクラダ村の人々が好んで着けていたことから由来しています。

一説にはクラダ村出身者(この説ではリチャード・ジョイス氏)が作った指輪だからといわれていますが、実際はこのクラダリングの原型を作った人がクラダ村出身者であった確証は一切なく、ゴールウェイや旧クラダ村およびその北部や北西部一帯のコナート州出身だろうというのが最も有力な説です。
 

指輪クラダリングと天使


〜クラダリングの歴史〜

クラダリングの由来には複数の説があります。
ケルトの森が独自に研究し、整理した説をいくつかご紹介します。



「ケルトの森が最も有力と考える説」

ゴールウェイ近郊出身のリチャード・ジョイスによって原型が作られたとされています。

リチャード・ジョイスはアルジェリア人に奴隷として捕らえられ、ムーリッシュ・ゴールドスミスに売られ、そこで職人として教育されました。
1689年、彼はウイリアム三世の力で奴隷から解放され、
そのときムーリッシュから、「ムーリッシュの娘との結婚と、財産の半分を差し出す代わりに残って欲しい」との申し出がありましたが、
その縁談と財産分与を断り、故郷アイルランド・ゴールウェイへ戻りました。

ゴールウェイに戻った後、しばらくして妹が結婚することが決まり、そのとき奴隷時代に培った技術を活かし、このクラダリングを作り、妹にプレゼントしたのです。

このとき制作しプレゼントした指輪がクラダリングの原型と語り継がれています。
(この時点ではクラダリングと命名されておらず、原型であり、現在のクラダリングとは形が異なります)




「第二の説(神話混じり説)」

昔々、マーガレット・ジョイスという女性が、ドミンゴ・デ・ローナというスペイン人男性と結婚し、スペインへ嫁ぎました。
しかしドミンゴは結婚後間もなくして亡くなり、莫大な遺産を彼女に残しました。

未亡人となったマーガレットは、その後1596年にアイルランドへ戻り、ゴールウェイ市長オリバー・オグフレンチと再婚しました。
彼女は前夫の全遺産を基に基金を設立し、コナート州(ゴールウェイ市や旧クラダ村、コネマラ地方を含む一帯)に橋を次々と建設したのです。
その慈悲深い行為の祝福として、ある日神がワシを遣わし、空から彼女のひざの上にクラダリングを落としていったといわれています。



この他にも有名な説は数説あり、結局のところ、このクラダリングの発祥となった最初のストーリーはアイルランド人も分からない、神秘の指輪なのです。
ただ一ついえることは、高級ブランド、ノーブランド問わず、他の指輪と違って、商売のために生まれた指輪ではないということです。
はじめからこの指輪を売り、お金儲けをするためにデザイン、製作されたのではなく、純粋な心で願いを込めて誰かが作った非常に貴重な指輪なのです。

だからこそ、今でもアイルランドを中心に脈々とこの指輪は受け継がれ、決して色あせることはないのです。
 
指輪クラダリングの郷の十字架

〜幸運を運ぶ指輪「クラダリング」〜

クラダリングのハートは【愛】
王冠は【忠誠】
手は【博愛・友情】
を表しているといわれています。

「Let Love and Friendship Reign (愛と友情に支配させよ)」
という言葉と共にこのクラダリングは語り継がれ、この指輪をする者は愛と友情とお金の幸せが得られるといわれています。
 
クラダリングの郷アイルランドの協会(ケルト)

〜指輪のつけかた〜

指輪の着ける向きや指によって込められた意味が異なり、

指輪を右手の薬指に逆さまにつけると”恋人募集中”を意味し、
左手の薬指に逆さまにつけると、”婚約中”、
左手の薬指に正方向につけると、”恋人がいる、又は既婚者”を表しています

※正方向とは自分から見てハートが手前で王冠が外側になります
※つけかたには諸説あります。
婚約時の付け方がない説や、左手の中指に逆さまにつけると婚約となる説もあります。
 
アイルランドとクラダリングのイメージ風景

〜世界中で愛される指輪「クラダリング」〜

欧米では、女性はもちろんのこと、男性にも大変人気があり、ファッションリングから、ラブリングとして、ペアリングとして、幸せを願って、
さらには婚約指輪や結婚指輪としても愛用し、一生涯付けている人もたくさんいます。
親から子へ代々受け継ぐ家もかなりあるようです。
さらにアイルランドのみならず、アイルランド系移民の住むアメリカやカナダでも大変人気がある指輪です。


元々庶民の間では古くから有名だった指輪ですが、
スウェーデン王室初の女性王位継承者となったヴィクトリア王女がこのクラダリングを大変気に入って愛用したことに端を発し、
今では、欧米の多くのセレブが愛用する指輪になっています。

このクラダリングを愛用している世界の著名人は当店が把握しているだけで

ヴィクトリア王女 (スウェーデン初の女性王位継承者で現王太子/1977年7月14日生)
グレース・ケリー大公妃 (ケリーバッグの名付け元となった妃、ハリウッド女優のち結婚してモナコ大公妃に)
アレキサンドリア女王 (イギリス女王)
エドワード7or8世 (イギリス王)
ジョージ5世 (イギリス王)
ウォルト・ディズニー (ミッキーマウスの生みの親)
レーニエ1世 (モナコ大公)
J.F.ケネディー (第35代アメリカ合衆国大統領)
リチャード・ブランソン (ヴァージングループ創業者)
ミア・ファロー (ハリウッド女優)
モーリン・オハラ (ハリウッド女優)
ジョン・ウェイン (アメリカ俳優)
ガブリエル・バーン (ハリウッド&ブロードウェイ俳優)
ビング・クロスビー (ハリウッド俳優&歌手)
ジョン・ヒューストン (映画監督・007など)
ソニア・オサリバン (世界陸上・女子5000m金メダリスト)
ジョージ・ケロッグ (発明家・手錠など)
ウィンストン・チャーチル (第61代イギリス首相)
レディー・ダッドリー (英レスター州伯爵夫人)


さらにはハリウッド映画にも「愛」や「絆」を表すアイテムとして登場しています。


クラダリングは、恋愛や総合的な幸せのお守りとして、婚約・結婚指輪として世界中でたいへん多くの方に愛され、
またこのクラダリングは一時の流行ではなく、生涯身につけられる数少ない指輪です。
さらに、デザイン自体が大変評判が良く、クラダリングに込められた意味に関係なくつけている方もたくさんいます。
 
指輪クラダリングの基礎ケルトクロス


〜いろいろあるクラダリング〜

クラダリングは「これ!」という完全な定型の指輪ではありません。

共通しているのは製作国と「手」、「ハート」、「王冠」という基本のみです。
初期の頃(17世紀)のクラダリングにはこの王冠さえあったりなかったりとしていましたので、
アイルランド製、手、ハート、これだけがクラダリングの定義になるのかもしれません。
(王冠のないものも現地でクラダリングと名乗っていることも散見します)


クラダリングは、アイルランド政府が各国で商標登録しているためアイルランド製のクラダリングしか「クラダリング」と名乗ることはできません
が、実際には日本にはオーストラリア製が数多く出回っているようです。



形はおおざっぱに「両手で王冠をかぶせられたハートを持っている」ということくらいで、王冠の山?も2ッ山のものや3ッ山のものなど工房によって違います。
全体的なバランスも工房・メーカーによってかなり違います。
ハンドメイドである決まりもないため、ハンドメイドから機械プレスまで様々なクラダリングがあります。
TJHというメーカーが機械プレスの大量生産で世に出回っている数も圧倒的で、アイルランドの首都ダブリンでは路上販売でも安価で手に入れることができます。


さらにクラダリングには様々なバリエーションが存在します。
ハートの部分に宝石をちりばめたり、王冠の中にダイヤモンドを入れたものなど様々な種類があります。
値段も様々で、露店で売っている純度の低いシルバー製の1000円程度(5〜7ユーロ)のものから、シルバー925を使ったハンドメイドのクラダリングで1〜2万円、天然ダイヤモンドやサファイア、エメラルドなどをあしらった数百万円クラスのクラダリングまであります。

現地の露天やみやげ店レベルのクラダリングは、日本でも4,000〜7,000円で比較的簡単に入手できます。


素材は低純度のシルバー、シルバー925(スターリンシルバー)、9Ktゴールド、10Ktゴールド、14Ktゴールド、14Ktホワイトゴールドが大半です。
プラチナは、欧米ではアクセサリー素材としてあまり利用されないため、ホワイト系ならホワイトゴールド、イエロー系はイエローゴールドが人気のある高級素材です。
また、欧米では比較的硬くて傷が付きにくいぎりぎりの純度として14Ktが一般的に最も高級な純度になります。


〜当店のクラダリング〜

当店は、クラダリングが生まれたアイルランド西部の小さな田舎町で、
クラダリング一筋、この道40年の匠の職人によってハンドメイドされ、アイルランド政府認定の刻印が入った
本物中の本物のクラダリングを直輸入しています。


アイルランドには土産物屋向けの工場から、高級宝石店向けの工房まで数多くあり、当店は、その中でも最高の技術を持つ工房と提携し、

しかも本物のクラダリングでは世界で唯一、日本標準規格で製作しています。
(指輪のサイズ規格は国により異なります)

是非一度当店のクラダリングシリーズをご覧ください。